インタビュー:2007年11月13日
はじめに
皆さん、「募金」という言葉にどんなイメージをお持ちですか?
お金に余裕がある時にしかできないと思ってませんか?
近年のIT革命は、募金にも革命をもたらしました。
「募金したい!」との思いさえあれば、たとえお金が無くても募金ができるのです。
例えば、あるサイト経由で普通に買い物をするだけで募金ができる「買い物募金」や、
あるサイトを訪問するだけで募金ができる「クリック募金」がその一例です。
今回は、そんな新しい募金のスタイルを提供し続けている
募金ポータルサイト「イーココロ!」の代表 関根 健次氏にお話しを伺いました。
インタビュー・文=後藤 広明(社会貢献プランナー)
イーココロ!とは?
(c)United Peopleイーココロ!とはユナイテッドピープル株式会社(代表取締役 関根 健次氏)が
運営する募金ポータルサイトだ。
2003年に運営を開始し、買い物募金、クリック募金、メルクリ募金等、
一般の方が、経済的な負担な無しに参加できる斬新な募金手段を提案し続けている。
それらの寄付金は、80団体以上のNGOを通じて、難民支援や地雷撤去等、
世界で最も差し迫っている社会的課題の解決のために使われている。
イーココロ!は、企業・市民・NGOをネットワークし、社会的課題を解決する、
いわばソーシャルプロデューサーと言えよう。
イーココロ!開設の経緯 〜転機×起業〜

2002年3月頃、ここに私の転機がありました。
当時私は、あるITベンチャーに勤めていたのですが、
激務が重なり、ついに病院に運ばれてしまいました。
その時、「もしかしたらこのまま死んでしまっていたかも・・・」、
「自分の生き方はこれでいいのか・・・」
初めて真剣に、自分の生き方を見つめ直しました。そして、「本当にやりたいことをやろう」
「人生を自分で決めよう」との想いで興した会社が、
ダ・ビンチ・インターネット(現ユナイテッドピープル)です。
しかし、当時はまだ自分が何をやるべきかについては見えていませんでした。
当時は911事件など、世界を揺るがす事件が多発していました。
(c)United People
会社設立後、半年間悩んだ末に、頭から決して離れなかったもの、
それが、1999年に訪れたパレスチナの光景でした。
パレスチナで何気なく聞いた子供の夢が
「爆弾の開発者になって、出来るだけ多くの敵を殺す・・・」
日本では考えられないことが、世界では起こっているのです。
今、この瞬間に生命の危機にさらされている人が存在するのに、
自分だけ不自由なく幸せに暮らすことはできない・・・
自分にできることは何か・・・
そうした想いで創られたのが「イーココロ!」です。
イーココロ!が実現したいこと 〜募金×メッセンジャー〜
(c)United Peopleイーココロ!は単なる募金サイトではありません。
世の中にどの様な問題があり、
その問題に対して、どの様な人たちが、どんな活動をしているのか、
これらを伝えることが、イーココロの役割だと考えています。
その上で、手軽に募金できる環境を提供すること。
これが「イーココロ!」という募金ボータルサイトなのです。
イーココロ!の募金方法 〜募金×IT〜
(c)United People例えば、「買い物募金」がその一つです。
普通に イーココロ!のサイト経由で買い物をするだけで、希望のNGOに寄付が出来ます。
募金に伴う経済的な負担は一切ありません。
イメージしたのは、自然に募金のできるイーココロ!デパートです。
他にも、クリック募金やアンケート募金、メールマガジンによるメルクリ募金など、色んな募金方法を開発し、提供しています。
いずれも、経済的な負担は一切ありません。
企業とのコラボレーション 〜企業×クリック募金〜
クリック募金を用いた企業とのコラボレーション方法を3つご紹介します。
1つ目は、クリック募金を企業のCSR活動の一環としてお使い頂くことです。
当社では企業に適したNPOを紹介する「マッチングコンサルティング」も行っていますので、はじめたいと思ったら、すぐにスタートできるというのが特徴です。
2つ目は、クリック募金を売上向上の手段としてお使い頂く事です。
クリック募金は1日1回チャンレンジできるため、リピートユーザーの獲得にも適しています。
3つ目は、クリック募金を集客ツールとしてご利用頂く事です。
当社システムは自由にカスタマイズして設置できるため、企業のサイト内に組み込むことで、集客が期待できます。
今後の抱負 〜社会的課題×継続〜
現在、子供支援や人権保護等、9つのカテゴリーでNGO支援を行っていますが、今後は更にこのカテゴリーを増やしてゆくつもりです。
また、これまでは海外支援を中心に行ってきましたが、国内にも多くの社会的課題が存在しています。
今後は、国内海外の垣根を越えて、世の中の社会的課題に取り組んでいく予定です。
そして、イーココロ!の募金額は、年間1億円を目指して挑戦していきます。
「大きく考え小さく行動する」この精神をモット−に、一生をかけてやり続けます!
問い合わせ先
団体名 |
|
|---|---|
取り組み詳細 |
|
[PR]産廃処理のオーエム通商
|
編集後記 〜webmasterのつぶやき〜
募金サイトは他にもあるが、イーココロ!のサイトは何かが違う。
今回のインタビューを通じて、その何かが少し分かったような気がした。
ユナイテッドピープルという会社、関根 健次という人は、常に世界の社会的課題に目を向けている。
その取組みの1つが、イーココロ!であった。
そのスケールの大きさに圧倒されると共に、自分の生き方をも見つめ直す良いきっかけとなった。
関根さん、これからも応援しています!

saveproject代表
![]()



