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SOL

インタビュー:2007年12月14日

はじめに


学生ベンチャー、学生経営者、学生NPO・・・
近年、学生の社会参加はめざましい。

経済産業省が実施した「平成18年度大学発ベンチャーに関する基礎調査」によれば、
大学発ベンチャーは平成18年度末で1590社あり、
その22%(275社)は学生が経営者である。
(大学教員の割合は24%(295社)であり、ほぼ同等)

それを大きく牽引したのがインターネットの存在であろう。

疑問に思ったらすぐ調べる。
欲しい情報、サービスがなければ自分達で創る。
創ったものを共有する。

政府や社会に頼るのではなく、あくまで自分達でできることを実行する。
そんなクリエイティブな活動を行っている学生団体がSOLだ。

今回、創立者で代表の末原 弘喜氏(青山学院大学2年生)、
メンバーの古賀 龍也氏(慶応大学3年生)に、SOLの活動について話を伺った。

インタビュー・文=後藤 広明(社会貢献プランナー)

SOLとは


SOLSOLはSymbol Of Lifeの略。
「ソーシャルクリエイター」という生き方を「時代を担う若い世代」に発信するプロジェクトチームだ。

2007年5月に結成。
都内の大学生を中心に構成され、現在メンバーは13人。

社会起業家やNPO、政治家やCSRに取り組む企業など、
社会的問題の解決に取り組むソーシャルクリエイター達のインタビューを
インターネットフリーマガジンという形で発信している。


SOL設立のきっかけ 〜疑問×行動〜


SOLもともとSOLは、ベンチャー志向の高い学生5人の集まりでした。

2007年5月に設立し、メンバーでどのような活動をしていくかを日々議論していました。

議論を進めていくうちに「お金をもうけることが目標なのか?」
「お金は欲しい。じゃあ100億円稼げるようになったらなんに使う?」
「お金をもうけて、どうするのか?」
そんな疑問にぶち当たりました。

そんな疑問がメンバーの脳裏に浮かぶ中
「世の中の動きを見よう!」と言うことになり
積極的にセミナーやイベントに参加するようになりました。

いろんなイベントに参加したのですが、
「Think the Earth」のイベントで転機がありました。

社会的な課題に起業と言う手法で取り組む、
「社会起業家」という概念に遭遇したのです。

これまで悶々としていた状況から、一気に「これしかない!」という状況になりました。
それが2007年7月のことです。


SOLが実現したいこと 〜社会×感じる〜


SOL社会起業家について、もっと知りたいと思い始めるようになりました。

しかし、社会起業家についての情報、特に学生に向けた情報が少ない・・・
振り返れば「Think the Earth」のイベントでも、学生の参加比率は一割程度。

若者が、社会起業家という生き方に「触れるきっかけ」が非常に少ないことに気づきました。

無いのであれば、創ろう!
そんな思いから始まったのがインターネットフリーマガジンです。

インタビューを通じて「社会起業家という生き方を感じてもらいたい」
そんな想いが込められています。

始めは、社会企業家が学生のインタビューに応じてくれるのか、非常に不安がありました。
しかし、その心配は不要でした。
これまでに17人の社会起業家の方が快くインタビューに応じてくれています。

この活動を通じて、「社会起業家も自分達の生き方を知って欲しい!」
というニーズがあることがわかりました。


SOLの活動 〜ニーズ×マッチング〜


SOLSOLというコミュニティーは、「人との関係を創出する場」と考えています。

現在、SOLでは本気で話せる「社会起業交流会」を毎月行っています。
メンバーは大学生が中心ですが、社会起業家の方にも時々ご参加頂いています。

また、渋谷で忘れ物のカサを無料で貸し出す「シブカサ」という活動も始めました。
傘の忘れ物の数は非常に多く、ほとんどがゴミとして捨てられています。
一方で、急な雨で傘を必要としている人も沢山いる。

2つの現実を、社会的に役立つようにマッチングさせたのが「シブカサ」の活動です。
始めたばかりの活動ですが、非常に好評です。

「シブカサ」は、ボランティアの機会創出の場としても役立っています。


SOLが得たもの 〜生きる×楽しい〜


SOLまだ半年程度の活動ですが、
日頃の学生生活では、出会えない人たちとの接点ができたことは収穫です。

学生向けの活動ですが、実は社会人の反響の方が多いんですよね。

また、活動を通じて「周りを良くすると、自分にも良いことが返ってくる」ことを実感しています。
SOLを通じて「生きるのが楽しくなった!」という実感もありますね!


SOLのこれから 〜社会×創出〜


SOL自分たちの世代は、多くの情報が手に入ります。
その結果、多くの現実と多くの選択肢があることを知っています。

なので、自分たちのまわりで「社会を良くしたい!」と思っている人は多いです。

ある調査では、実際にボランティアの経験がある人は20%。
一方で、ボランティアをしてみたいけど、やった経験が無い人が60%だそうです。

つまり、「機会があればやってみたい」「手軽にできるボランティアを探している」ということが言えます。

SOLでは、これらの機会創出、人との関係創出を引き続き行ってゆきたいですね!



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編集後記 〜webmasterのつぶやき〜


「お金よりも価値あるもの」
昨今の企業不祥事やインターネットの普及により、
今の学生は、その真意を既に理解しているのだと感じた。
「自分たちが何かをしなければいけない!」、「このままでは自分たちがしんどい・・・」
そこが彼らのベースである。
「地球の未来は決して暗くない!」、そんなことを感じさせてくれたSOL、ありがとう!
これからも引き続き応援しています!
編集後記

saveproject代表
後藤広明