vol. 010 ジャストレード





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ジャストレード

インタビュー:2008年02月07日

はじめに


今回紹介するジャストレードの「須子はるか」さんとは、ある友人がきっかけで、知り合うことができた。

友人は須子さんが主宰するセミナーの生徒。
須子さんの志の高さと、自分を変えるきっかけを創ってくれたことを、生き生きと語ってくれた。

そしてお勧めの書として、須子さんの著書「自転車ランプの法則」を紹介してくれた。

早速、手に取り熟読・・・

「共感」することばかり。

近道をせず、苦労をしながら、自分の足でたどり着いた
「想いの詰まったメッセージ」だと感じた。

「この想いをもっと聞きたい!」そんな想いで今回のインタビューをお願いした。

そんな素敵な「須子はるか」さんにジャストレードの設立の経緯
についてお話を伺った。


インタビュー・文=後藤 広明(社会貢献プランナー) 


ジャストレードとは


ジャストレードとは『個人や組織のコミュニケーションを通して、
ひとりひとりの心を豊かにすること』を実現すべく設立された志の高い企業だ。

代表は、須子はるか氏。
ITベンチャー、ブラジルへのボランティア留学を経て、ジャストレードを創業。

ブラジル留学時代に出会ったマザーテレサの言葉、
「先進国の私たちの心の飢餓が、世界の飢餓を作っている・・・」
に強く共感し、ジャストレードを設立。

「コーチング」、「セミナー」という手法を活用し、
「ひとりひとりの心の豊かさ」の普及・拡大に努めている。

ジャストレード設立のきっかけ 〜自分の目×共感〜


ジャストレード学生時代より発展途上国に興味があり、ずっと勉強をしていました。

将来はユニセフのような国際公務員もいいなぁと思っていたのですが、
何をするにも時間がかかりそうで、自分の適性にあっていないと判断。

リーダーとして活躍したい!とも思いもあったので、
その環境を求めて、あるITベンチャーに就職しました。

ここでは年齢に関係なく、やる気次第でリーダーとしての仕事が任される
私にとっては理想的な職場でした。

ここで数年間、リーダーとしての実績を積ませてもらっていたのですが、
毎日、午前3時まで会社にいる日々に、ふと疑問を持つようになりました。

初めは、自分が成長することがとても楽しかったのですが、
だんだん自分が成長できるだけでは物足りなくなって・・・

そこで、以前より興味のあった発展途上国への想いと重なり、
会社を辞めてIICDというNPO経由でブラジルにいくことを決意しました。

当時は、今まで勉強してきたことを、実際に「確かめたい」との想いが
強かったように思います。

しかし、ブラジルへの道のりは単調ではありませんでした。
まず、アメリカに行き、ブラジルに行くための費用を捻出すべく
募金活動から始まりました。

「自分達は、こんなことをしたい!」
「その為に必要な資金を集めています!」
そんな具合で、見ず知らずの土地、見ず知らずの人に募金をお願いするのです。

募金活動を続けるうちに、「募金をしてくれる人」と「そうでない人」の違いは、
決して「お金を沢山持っている人」と「そうでない人」では無い
ということがわかってきました。

いくらお金を持っていても関心の無い人は募金をしない。
いくらお金がなくても、関心のある人は募金をする。
そんなことが見えてきました。

当時は、自分達の泊まるところも、食べるものも、
毎日、自分達で調達する必要がありました。

おかげで、どこでも生きていける自信がつき、約2ヶ月で必要な資金、約300万円を集めることが出来ました。
10人位のチームで活動をしていましたので、一人約30万円を集めたわけです。

この資金を元手にいよいよブラジルへ。

ここでは現地のNPOと連携し、ストリートチルドレンの支援や
家を立てるプログラムに参加していました。

現地NPOへのインタビューも積極的に行いました。

活動を重ねてゆくうちに、現地の人達に対する感情が
知らず知らずのうちに感じていた「同情」から「共感」に変わっていきました。

ストリートチルドレンンにしろ、家の無い人達にしろ、
自分も同じ環境に生まれたら、同じような生き方を選んだであろうと・・・

家を建てる活動は、一時的に現地の人達に幸せを提供することかもしれないが、
本当にこれで良いのか・・・

そんなことを悩むようになってきました。

ブラジルに来て約半年が過ぎようとしていました。

そんな時に「先進国の私たちの心の飢餓が、世界の飢餓を作っている・・・」
そんなマザーテレサの言葉を耳にしたのです。

深く共感しました。
それと同時に、自分がやるべきことがクリアになった瞬間でした。

「わたしたちの心の豊かさを世界の豊かさにつなげたい」

そのために、ひとりひとりの中にある「誰かのために、何かをしたい」そんな気持ちを発掘できたら・・・
そんな想いを胸に帰国したのです。

初めは、会社を作ることなんて全く考えていませんでした。
進むべき道が決まったので、「想いを実現できる仕事をしよう!」と
就職活動をしていました。

しかし、なかなかそんな会社はありません。
そこで「ないものは創るしかない!」という展開に。

そんなときに出会ったのが、今の経営パートナーである堀井香織という女性です。
彼女と出会い、想いをわかちあった結果、誕生したのが「ジャストレード」という会社です。

ジャストレードが実現したいこと 〜目的×発掘〜


ジャストレードジャストレードが実現したいことは、「誰かのために、何かをしたい」
そんな人々の想いを発掘することです。

現在、「コーチング」や「セミナー」を主力事業として取り組んでいますが、
これは手段の1つに過ぎません。

よく北極星に例えるのですが、私達が進むべき方向は
北極星のように明らかになっています。

生きている間に北極星にたどり着くことは無いかもしれません。
それでも、その方向を目指して日々、前進することが大切なのです。

ジャストレードのこれまでの活動 〜仮説×手応え〜


会社設立当初に仮説を立てました。
「誰かのために、何かをしたい」そんな想いになるには・・・

その結果でてきたのが
「自分が満たされたら、他人の為に何かをしたくなるのでは?」
ということでした。

これまでに数多くのセミナーを通じて、その検証を行ってきました。
その結果、その仮説は正しいと確信しています。

今の状態を自分自身が認められることによって、
自分が満たされるのです。

今後の抱負 〜ニーズ×かたち〜


ジャストレード先日、「講師サミット」というイベントを初めて開催しました。

なぜ「講師」かというと、「講師」は「人の可能性」を引き出せるキーマン
だと考えるからです。

この人達が先頭になって「誰かのために、何かをしたい」という想いを
強めることで、世の中が素敵な方向に進むのでは・・・と考えました。

おかげさまで、このイベントは大盛況に終わり
「世の中が求めていること」であったことが認識できました。

面白いことに、実はこのイベントは1年前には構想すらありませんでした。
ですので、来年の自分が何をしているかは想像がつきませんが、
目指すべき方向に向かって、色んな取り組みをしていることと思います。

ちなみに講師サミットは、毎年やって行きたいですね!



問い合わせ先

団体名
代表者
須子はるか
著書

編集後記 〜webmasterのつぶやき〜


インタビュー当日、須子さんからの第一声は、
「後藤さんは、何の為に会社を設立したのですか?」という質問であった。
「コア」な部分は決して外さない。そんな彼女の姿勢を肌で感じる瞬間であった。
須子さん、あなたなら「人の心を豊かにすること」、出来ると思います!!!
また、お会い出来る日を楽しみにしています!

編集後記

saveproject代表
後藤広明